豊岡エコファーマーズの取組み



<コウノトリと共生し、安心・安全なお米を作るための工夫>
私たちはコウノトリの餌場を田に作り、安心・安全なお米を作るために次のような工夫をしています。

1.除草剤をできるだけ使わない工夫
2.殺虫剤を出来るだけ使わない工夫
3.虫や小動物を増やす工夫
4.稲そのものの生命力を高める工夫

人にとってもコウノトリその他の動物にとっても安全な環境を作るために、私たちは除草剤や殺虫剤を出来るだけ使わない工夫をしています。例えば、稲の収穫後、田に水を入れた状態で越冬したり、米ヌカを田に入れたりしています。田に米ヌカや糖蜜などを入れ、水を同時に入れると有機酸という成分が出来ます。この成分が雑草の芽を殺します。また、冬場に田に水を入れておくと田んぼの表面がとろとろになります。これはイトミミズなどの小動物がわき、土を食べてそのカスを排泄することによって起きます。表土の土の極めが細かくなると雑草の種は比重で表土の下に沈み、発芽しにくくなります。また、田植後1ヶ月くらい10cm以上の深水で管理します。こうすることによって根の浅い種類の雑草は水の浮力で根から抜けてしまいます。

また、私たちは7月の上旬まで田の水を残しています。これはこの時期までにオタマジャクシやヤゴなどがカエルやトンボになるのを待つためです。これらの小動物が住み易い環境を作ってやると、ウンカやカメムシのような害虫を食べてくれます。殺虫剤のかわりに天敵を増やし、害虫被害を減らす効果を狙っているのです。(昨年は農薬散布田より、天敵を増やした農薬無使用田の方が穀粒検査の結果が良いという結果が出ました。)

また、虫や病気の害を防ぐためにはやはり稲そのものを丈夫にする必要が出てきます。そのため、苗作りの段階で苗箱一箱あたりの籾量を通常の2〜3分の1にして、一本一本の苗を太く大きく育てています。虫に噛まれてもイモチのような病原菌がついても葉の中まで浸透出来ないものを育てれば当然病虫害も少なくなります。

こうして、私たちは農薬を出来るだけ使わない、小動物の豊富なコウノトリと共生できる田を安心・安全なお米作りとからめて作り出しています。

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